憧れのROUTE66
- DAY1 / Oct. 16, 2014
- 2016年1月10日
- 読了時間: 1分
この日、僕はある小さな夢を叶える為に一人アメリカのシカゴへと渡った。
僕はアメリカンカルチャーが大好きで、子供の頃からビデオゲーム、コンピューター、サーフィン、音楽、そして映画などを通じて、アメリカからたくさんの刺激をもらいながら生きてきたが、その延長上でやがてROUTE66の存在に気づき、いつしかそれにも魅了されていった。
小さな夢とは、そのROUTE66を車でかっ飛ばしアメリカ大陸を横断することだ。夢を叶える挑戦ができることは、その大きさに関係なく幸せなことだと思う。だから、夢のスタートラインに立てたこの日もまた、僕は胸いっぱいの幸福感に満たされていた。
鉄道が通過する轟音やけたたましい車の喧噪は、まるでファンファーレの様に僕の挑戦を祝福しているように聴こえた。目指すはサンタモニカ。シカゴから西へ西へ向けてひた走る冒険は、こうしてダウンタウンの一角から意気揚々とスタートした。








Comments